Arsaのブログ

~ リネ2ライフを徒然なるままに綴る日記 ~

小説のブログ記事

小説(ムラゴンブログ全体)
  • 5. 神々の意思

    この頃、世界にはまだ『死』は存在していなかった。アインハザードの創造物は、時とともにその生命力が弱まり、次第に美しさを失っては行くものの、グランカインがその存在を破壊するまでは、いつまでも生き続けた。 グランカインによる生命の破壊は、次なる創造に向けたものであったため、その生命の意思までは破壊され... 続きをみる

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  • 4. 生命

    アインハザードとグランカインによって生み出された『摂理』の中心にあったのは、水、火、風、大地であった。これらに光と闇の要素が加わることで、世界はより高度な複雑さを手に入れ、それはその後に創造される『生命』の多様性を刺激した。 この頃になると、アインハザードとグランカインが介入せずとも、世界は美しい... 続きをみる

  • 3. 創造と破壊

    美しく、光り輝くものを愛したアインハザードは、大地や風、火や水などを次々と創造し、世界は鮮やかな色彩に満ちていった。 それを見たグランカインは、アインハザードに己の力を誇示するように、破壊の限りを尽くし、すべてを闇へと帰していった。 「どうだ、アインハザード!お前がいくら創造を繰り返そうとも、私は... 続きをみる

  • 2. 誕生

    『始まりの分子』に宿った意思は、すぐに他の分子を支配し、それらを意のままに操るまでになった。これにより、もはや成長を必要とせず、虚無の闇に漂う無限の分子を介して、全てを見ることが可能であった。 この時『始まりの分子』は、初めてこの世に自己以外の存在が皆無であることに気づく----。 そして、その中... 続きをみる

  • 1. 始まりの分子

    世界が虚無の闇に包まれていた頃、そこにはまだ、ひとかけらの生命すら存在せず、ただいくつかの種類の分子が漂うだけの世界であった。 数えようもないほどの時を経る中で、ある時、何の前触れもなくそれは起きた。炭素と酸素、そして幾ばくかのリンを含んだ名も無き分子のバルキーな部分が、小さな金属を含む分子の末端... 続きをみる

  • リネージュ2のストーリーを小説化!

    おもしろそうなので、ちょっと小説っぽくまとめてみようと思います^^ 大筋のストーリーは変えずに、いろいろ肉付けをしてみたら、面白いんじゃないかなー! 私の専門は有機化学なので、そんな視点も入れながら。 ちょっとずつ、ノロノロあっぷしていこうとおもいます! UPDATEも来たから頑張らなくては! 敵... 続きをみる